やっと観ましたよ。大好評話題沸騰中の『
人のセックスを笑うな』。
シネセゾン渋谷に行ってみると公開からすでに二週間以上が経過しているというのになぜか満員。ひゃーこんなこともあるのかーと。ま、やっぱキャストがいいもんねーと。
で、感想ですけど、本当にね、僕にとってこの映画はキャストに尽きるんだよね。松山ケンイチも永作博美も蒼井優も忍成修吾もその他それほど多くはない出演者たちも本当によかった。なんだろうな、まず出で立ち(漢字あってる?)がいいし。服装とか、髪型とか、立ち居振る舞いとか。全部計算でやってるのだとしたら監督井口奈己はかなりのつわものということになりますよ。そして彼らを包み込んでいるのがあの場所あのロケーションあの風景あの雰囲気ということになってくるので、それら全部が一体となって醸し出される映画としての空気が本当に居心地がよく。でもやっぱり学生3人と彼らの倍の年齢であるユリとは何かが決定的に異なるわけで、それが同じ学生である(もう卒業だけど)僕にも確かに感じられたり。
ま、そんなことよりなにより俳優たちが魅力的だったってことが伝わればそれでいいや。それだけでもう充分だった。松山ケンイチとかいまどき珍しく(?)役にのめり込むタイプでしょう、彼は。今日からは奇しくも『L』が公開になっちゃうわけだけど、きっと違和感なく、まったく別の人物として観れると思うんだよな、服装とか髪型とかそんなに違わなくても。蒼井優…も最高だったなー、あれだけ女っ気のないほとんどすっぴんの役なのにもかかわらず魅力的に映るのは蒼井優だからこそだろうな。
あとは音楽でしょう。元フィッシュマンズのHAKASE-SUNが作曲したあの「ANGEL」という曲がとにかく頭から離れないので、早速ダウンロード&リピート。颯爽とすり抜けていくメロディがなんともこの映画の空気にピッタリ。そしてエンディングでMariMariがカバーしている「MY LIFE」。故佐藤伸治によるこの曲の歌詞が、内容を予見していたんじゃないかと勘繰りたくなるほど気持ちよく締め括ってくれている。
もう知識はいらない
もう知識はいらない
知識はいらない
もう知識はいらない
何もわからなくても
今はいいよMy Life
楽しいさ 大きな声 世界をまわる
声を張り上げて歌うよ
ふるいたってる あなたのために
声を張り上げて
声を張り上げて歌うよ
今はいいよMy Life
うーむ、佐藤伸治による詞世界はもっと追求していくべきだな。
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